新人さん

私のお向かいさんが昨日のお昼で退院し、ベッドもそのままになっていましたが、
夜になって急に新しい方が入院されることになりました。
お母様に付き添われて来られた彼女は、推定年齢25歳。
背がスラッと高くて細身でお顔も小さくて、とても可愛らしいお嬢さんです。

今までこの病室で、いや、このフロアーの住人の中で、私が一番、ダントツ若かったのに、
とても若くて可愛い娘が入ってきたため格下げです。
それまで私のことを「お嬢ちゃん」と呼んでいたおもろいオバちゃんが、
本当にお嬢ちゃんが入ってきたので、昨日から私を「おねえちゃん」と呼びます。

おもろいオバちゃんと私は、いわゆる、「病気は持っているが病人ではない」と言うか、
とっても元気な患者さんなので、本当にしんどそうな新人さんにうるさがられないよう、
おしゃべりも控えめにしています。

こりゃ~、ブログの更新回数が増えそうですな。
# by hitomipooh | 2007-03-15 10:19 | ぷぅの日記

それぞれの、ぷぅ。


  本日2回目の更新です。 そう、暇なのです。

この、4人部屋の住人の関係に、驚愕の事実が!!
夕方のニュース番組で、動物病院の特集を観ていた二人のオバちゃんが
自分達のペットの話になり、私も愛犬コン太の話で参加していました。

すると、私をとっても可愛がってくれているオモロイオバちゃんが、
「うちのぷーちゃんは…」と言いました。
聞き間違いかと思って耳をすましてみると、やはり、彼女の愛犬は「ぷーちゃん」。
そしてまた、この部屋で一番長い少し年配の女性が、
「うちの、前に飼っていたハムスターも、ぷーちゃんよ。」って…。

どうりで、皆さん私を可愛がって下さるわけです。
しかしここで、「私、ぷぅちゃんって呼ばれているんです。」などと言おうものなら、
退院するまで、ここでも「ぷぅちゃん」と呼ばれてしまいます。


今は、今だけは、『仁美ちゃん』でいさせて下さい。



あっ。 今、白い虚塔 が来ました。
えっ。 4人かよ…。
看護師さんは「ゾロゾロ来ますけど。」と言っていましたか、チョロっとでした。
なんか、ちょっとがっかり。
# by hitomipooh | 2007-03-14 19:33 | ぷぅの日記

かっちょい~

本日の検査、夕方に予定されていたものも時間が変更になり、
お昼過ぎには全ての項目が終了。
ベッドでゴロゴロしたり、同室のおもろいオバちゃんとおしゃべりしたり、
とっても気持ち良い午後を過ごしていたら、

ぐぉぉぉぉぉぉん~!!

と、もの凄い轟音がしたので窓から覗いてみると、すぐ上をヘリコプターが!
これ、もしかして、あの有名な「ドクターヘリ」ちゅーやつでは?

♡かっちょえーやん♡

開かない窓に顔をくっつけ、「どこにおりるのかしら♪」と興奮していたら、
オバちゃんが一言。

「ここの上よ。」

がーん…。

み… 見れねぇ…。
まぁ、本当にドクターヘリだったかも分からないのですけどね。
かなり近くまで降りてきてたので、そうじゃないかと思いまして。


ぷぅ、のどかな昼下がりを満喫中。
# by hitomipooh | 2007-03-14 15:29 | ぷぅの日記

モテモテ

2年前の入院は、1週間のうち大きな検査は2つで、あとはゴロゴロしていました。
今回は、とってもモテモテで、大忙しです。

あちこち、次々と呼び出しがあり、広ぉ~い院内を小走りに移動する日々。
こりゃ~、普段仕事してるより忙しいんちゃうか?

先ほど、「お勉強」のため、若くて可愛い看護師さんと二人で
食堂でお話していたら、途中からどんどん話がずれてきて、
完全に女子のおしゃべりになってしまいました。

楽しかった♪

本題は何だったのか…?
そんなことは、もうどうでもよいです。

明日は、今日よりはのんびり過ごせる予定です。
# by hitomipooh | 2007-03-13 16:14 | ぷぅの日記

展覧会の絵

ラッキーなことに、病室、「パソコン持ち込み使用可」でした。
しかもネットもOK。 ブログだって堂々と書けちゃいます。
これで、ただでさえ大好きな入院が、より充実したものになるでしょう。

そんな初日は、部屋に通されてすぐ、着替えるや否や検査ラッシュです。
「私、そんなところは悪くないと思いますよ。」と思うようなところまで…。

4人部屋の、私以外の方は、全員がうちの母と同年代のお母さんです。
なにかにつけて「あんたは若いから良いわ~。」と、誉めそやして下さいます。
看護師さんにも「気分は悪くないですか?」とか、「お一人で歩けますか?」とか聞かれ、
普段は「元気そう。」とか「お前は一人で大丈夫だ。」くらいの扱いしかされないので、
とっても、お姫様気分です。

その合間に、お向かいのベッドの奥様の悩みも聞いていますが…。
やっぱりか…。 まぁ、私、根っからがそういう性分なんですね。


そして、早くも2人のお見舞いがありました。
写真は撮れていませんが、Yちゃんから、とても可愛いお花を、
Cちゃんからは、あるピアニストののCDを戴きました。

そのピアニストは、私が高校の時に、あの東京芸大からうちの高校に
縁あって教育実習で来られ、後に、有名なショパンコンクールで最優秀演奏賞を
受賞され、今もご活躍されている有森 博さんです。

母校の文化祭にゲストとしていらして下さり、音楽ホールでリストの「ラ・カンパネラ」等を
演奏された時には、ぷぅは花束を渡す大役を仰せつかりました。
懐かしいなぁ♪

今、そのCDを聞きながらブログを書いています。
Cちゃん、やはり有森さんのピアノは素晴らしいです。
強くて優しく、美しい音。
あの小さな体から、どうしたらあんな音が生まれるのでしょう。
疲れた心と体が、癒されます。
本当に、何よりのお見舞いです。
ありがとう。


ムソルグスキー:展覧会の絵
有森博 / / フォンテック
ISBN : B000AA7CPG
# by hitomipooh | 2007-03-12 20:42 | 音楽のおはなし