見かけによらず

誰が見ても、どこから見ても、いつ見ても、とっても健康に見える私。

なので、今回の私の入院では「ぷぅ、あの体で、いったいどこが悪いんだ?」
と思われた方も多いと思います。

それは、秘密です。(たいしたことないんですよ。)

それが、お客様に驚かれるのは仕方がないとは思うのですが、
驚いてはいけない方に、驚かれました。


あれは2年前…
目に見えて「私の体、おかしい。」と分かる症状で、近所の医院に駆け込むと、
すぐに隣町の大きな病院に行くように言われ、その病院では
「すぐに入院して下さい。」と言われました。(しかし、無理を言って翌日入院。)

その、入院した病院で主治医だったT先生に書いて戴いた紹介状で、
退院後は、専門医のいる今の大学病院でお世話になっているわけです。
私が病院を変わってしばらくするとT先生も大学病院に戻られていて、
外来でお見かけして声を掛け、現状をお話したりもしていました。

そのT先生を、約半年ぶりにお見掛けしました。
入院受付を済ませ、大荷物を抱えて病棟に向かう廊下でです。
私は、一緒だった母に「T先生よ。」と言い、先生にご挨拶。


「T先生、ご無沙汰してます。今日から入院なんです。」

すると先生。

「お~、久しぶり。 誰が入院?」

だ… 「誰が?」って…。

「えっ? わ… 私です…。」

「えっ! O先生よな? どうしたの?」

「○○が××で、入院することになりました。」

「そうかぁ。 お大事にね。」

「はい。ありがとうございます。では。」



「…お母さん。 T先生、今、誰が?って聞いたよね?」

すると母、

「私の方が病人に見えたんじゃないの?」


確かに母は、私の母親とは思えぬくらい細いし、私の体を心配するあまり
数日間寝不足が続いて、顔色が悪かったのです。


それにしてもT先生。
私の持病のことをよ~く知っているあなたまで、「誰が?」って…。
だいたい、私をこの病院に送ったのは、T先生、あなたです。

『人を見掛けで判断してはいけません。』

そんな、プロでもそう思ってしまうんだから、他の方に元気そうに見られるのは、
仕方のないことですよね。

あっ。 今は、元気ですよ。
by hitomipooh | 2007-03-31 06:13 | ぷぅの日記
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